メマトイにご注意ください

春から秋にかけて野山や公園に行くと、目の周りにまとわりつく、うざい黒い虫

通称、メマトイ 正式名称はマダラショウジョウバエというコバエです。

これが、人にも犬にも、悪いヤツなんです

うざいだけでなく、東洋眼虫という寄生虫を媒介するのです。

眼のまわりにまとわりついて、人やどうぶつの涙液を吸って、眼の中(結膜嚢)に東洋眼虫の卵をうみつけるのです。

そして、眼の中で寄生虫がすくすくと育って、ひどい結膜炎をおこします。痒いので掻くので、なかなか、点眼だけでは治りません。

治療は

眼を洗浄する(とくに瞬膜)

眼の中にいる虫をとる!!!!

虫の大きさは メス1-1.5センチ オス1センチ(目のいい人なら、肉眼で虫がみえますね)

昔は暖かいところに多かったのですが、温暖化で北上してきて

この町田市内でも確認されています。

先日、小野路城址にいったら、ものすごい数のメマトイがたかってきました。

小山田緑地にも、薬師池公園も、野津田公園も、森の中はメマトイがすごかったです。

これは危ないと思って、虫よけネットをかぶせてみたら、なかなか、いい感じでお散歩してくれました。

これなら、拾い食い防止しなって安心です。先日、どんぐりを食べて、下痢嘔吐の胃腸炎になってしまいました。

拾いくいは危ないですね!とくに、銀杏にご注意してください。