肥満と呼吸

太ると、息苦しくなる、、体が重い

それは、犬も人間もそうですよね

とくに、鼻の短い短頭種のわんちゃんたち(チワワ、ブルドック、パグなど)

だけでなく、

なんと、呼吸器疾患が多い犬種1位はトイプードルなんだそうです。飼育頭数が多いせいかもしれませんけれどね

呼吸がおかしいのかなって思ったらよく観察してみてください

暑くないのに、ぜーぜー、口開けて、舌をべろーっとだして苦しそうにしている

ガーガー

ヒューヒュー

ゼーゼー

原因は

① 上部気道閉塞!!

  つまり空気の通り道がふさがってしまって、息がすえない、息をはけない

② リードでひっぱりすぎてのどがはれている咽頭炎

③ 鼻に草とかなぜか、大豆が多いらしいのですが、異物がつまっている

④ 内分泌疾患(クッシング)や甲状腺機能低下症

⑤ 腫瘍

⑥ 熱中症で高体温になっている

⑦ 化膿性鼻炎

 

治療は炎症なら消炎剤、気管支拡張剤、根本的には手術(軟口蓋が厚くて長ければ切除する、喉頭麻痺なら、広げるなど)

でも、まずは

飼い主さんとわんちゃんができることは、体重管理なのです

体重が多いと、理想体重のわんちゃんと比べて、酸素飽和度、1回の換気量、吸気時間、呼気時間が低いそうです。

体重を減らすことで、それらが改善し、呼吸数がへり(ハアハアが減る)、心拍数も減り、循環・呼吸器への負の影響がへるといわれています。

秋になったら、いっぱいお散歩して、おやつ減らして、そうすれば、きっと理想体重になりますね